2020年03月09日 エネサーチ ~Ene Search~

こんな会社は危険信号〜ガス欠編〜



プロパンガス会社を使っているお客様の中に、夜にガス欠が原因で、シャワーやコンロが使えなくなって、困った経験のある方はいませんでしょうか。

通常、ご自宅にボンベが2本設置されている場合、半分は使用側、もう半分は予備側になっており、使用側が無くなる周期でボンベを交換しているので、ガス欠はあり得ません。

では、なぜ、ガス欠が起こるのか。

理由は、

①配送する人員が足りない

②配送を計算するシステムがおかしい

③使用する量が急に増えた

の3点です。

①の配送する人員が足りないに関しては、その会社自身が対応出来るお客様のキャパを超えており、配送の少ない夏場は大丈夫だが、配送の多い冬場は人手不足といった、人員配置が整備されていない様な会社である事が考えられます。この会社の特徴としては、お客様の利便性よりも自社の利益率を最優先に考えている会社の傾向が強くなります。

②の配送を計算をするシステムがおかしいに関しては、ガス会社として、配送の回数が少なければ少ない程コストが下がりますので、確実に使用側のガスが無くなったタイミングで無駄なく配送したいと考えます。そこで用いるのが、算定率を絞る(実際使用するより小さく見積もる)事により、配送の回数を減らそうとする行為です。コストを下げる事は必要ですが、行き過ぎたやり方は、結果的にお客様のガス欠を招きます。

③の使用する量が急に増えたに関しては、年末年始に帰省などされたお客様宅で急に使用量が伸びて、想定以上にガスが使われた際に起こる事が多いので、心配の際はガス会社さんにその旨をお伝え下さい。また、灯油のお風呂を使われていた方がリフォームを機にガス給湯器に変わられた際も確実にガス会社様にその旨をお伝え下さい。